Manual

Vivid マニュアル

端末内や SMB(NAS・PC 共有)の動画をまとめて管理・再生できる Android 動画カタログ/プレイヤー Vivid の使い方を解説します。

01 — Introduction

はじめに#

Vivid は、動画を「ライブラリ」にまとめて管理・再生できる Android 動画カタログ/プレイヤーアプリです。ファイルの置き場所は次の 2 通りに対応しています。

  • 端末内のフォルダ — スマートフォンやタブレット本体に保存したフォルダを、そのままライブラリに登録して再生できます。
  • 共有(SMB) — 同じ Wi‑Fi につながった PC や NAS 上のフォルダに、SMB(Windows の共有フォルダなど)で接続し、ライブラリに登録して再生できます。家のネットワークに置いた動画を、端末にコピーせずにそのままストリーミング再生できます。

フォルダを登録すれば、その中にある動画ファイルを一覧し、タップするだけで再生できます。

対応するのは動画ファイルのみで、画像やコミック・文書形式は扱いません。漫画や PDF を「本棚」として整理したい場合は、姉妹アプリ Versa をご利用ください。

02 — Quick start

使い方の流れ#

端末内のフォルダだけ使う場合

1
登録:「登録フォルダ」タブの「ローカルフォルダ登録」で、見たいフォルダを選び、ライブラリに追加します。
2
ライブラリで開く:「ライブラリ」タブで登録したフォルダをタップし、中身のフォルダや動画を選んで再生します。
3
設定で調整:「設定」タブで表示・再生の動作などを変更できます。

共有(SMB)のフォルダも使う場合

1
共有で接続:「共有」タブで接続先の IP アドレス(と必要な場合はユーザー名・パスワード)を入力し「接続」をタップ。同じネットワーク上の PC・NAS を「SMB検索」で探すこともできます。
2
登録ボタンでライブラリに登録:表示されたフォルダを開いて階層を進み、「登録」ボタンでライブラリに登録します。
3
ライブラリで開く:「ライブラリ」タブに登録したフォルダが並びます。タップして中の動画を再生できます。
4
設定で調整:同上。
03 — UI

画面構成(タブ)#

共有
ネットワーク上の PC や NAS(SMB)に接続し、そのフォルダを閲覧・ライブラリに登録するための画面です。ホスト(IP アドレス)を入力して「接続」すると共有一覧が表示されます。「SMB検索」では同一 Wi‑Fi 内の SMB 機器を自動検索できます。
ライブラリ
登録したフォルダの一覧です。タップすると中身(サブフォルダや動画)が表示されます。ここから動画を開いて再生します。
お気に入り
よく見るフォルダ・動画を登録しておき、すぐ開けるようにします。
履歴
最近開いたフォルダ・動画が一覧表示されます。続きから再生したいときに便利です。
プレイリスト
複数の動画をまとめて連続再生できます。手動で並び順を編集できます。
登録フォルダ
ライブラリに登録済みフォルダを編集・整理する画面です。ロック・削除・一括操作などの管理を行います。新規登録は「ローカルフォルダ登録」または「共有」タブ(SMB接続後)から行います。
設定
アプリ全体の設定(表示・再生・SMB・ロックなど)を変更できます。
04 — Formats

対応している形式#

Vivid は動画ファイルのみを対象にしたカタログ/プレイヤーアプリです。フォルダ内の画像・アーカイブ・文書などはライブラリ一覧に表示されません。

再生できる動画形式は、Android 本体と内蔵プレイヤーが対応する組み合わせに依存します。端末や OS バージョン、コーデックによっては再生できない、または音声のみ/映像のみになる場合があります。

  • 一般的なコンテナ(MP4 / MKV / MOV / WebM 等)と H.264 / H.265(HEVC)/ VP9 / AV1 などに対応(端末のデコーダ依存)。
  • 再生できない場合は、端末標準の動画プレイヤーや、対応するコーデックが入った外部プレイヤーの利用をご検討ください。
05 — Register

フォルダの登録方法#

ローカル(端末内)

1
「登録フォルダ」タブを開き、「ローカルフォルダ登録」をタップします。
2
端末のフォルダ選択画面で、見たい動画が入っているフォルダを選びます。
3
選んだフォルダだけにアクセス権が付与されます(Storage Access Framework)。他のフォルダにはアクセスしません。
Vivid のライブラリには、フォルダ内の動画ファイルのみが一覧表示されます。画像・アーカイブ・文書などは表示されません。

SMB(ネットワーク)

1
「共有」タブで SMB サーバーに接続します(次章「SMB 接続のしかた」を参照)。
2
登録したいフォルダまで階層を進みます。
3
「登録」ボタンでライブラリに登録します。
06 — SMB

SMB 接続のしかた(共有タブ)#

1
ホスト欄に、接続先の IP アドレスを入力します(例: 192.168.0.10)。
2
必要な場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。匿名でよい場合は空欄のままにします。
3
「接続」をタップすると、そのホストの共有一覧が表示されます。
4
表示されたフォルダをタップして中身を閲覧し、ライブラリに登録したりお気に入りに追加したりできます。
共有一覧が表示されない NAS では、ホスト欄に 「192.168.0.10/共有名」 のように共有名まで入力すると接続できる場合があります。

SMB 検索

「SMB検索」を使うと、同じネットワーク内の SMB 対応機器(PC や NAS)を自動で探します。一覧に表示されたホストをタップして接続できます。見つからないときは「リロード」で再検索してください。

07 — Library

ライブラリでの操作#

  • 長押し — フォルダや動画を長押しすると、メニューが表示されます。お気に入り追加・削除・移動先の選択などができます。
  • 編集モード — 画面上部の編集ボタンから、複数選択してまとめて移動・コピー・削除などができます。
  • 表示形式 — ライブラリの表示を「リスト」と「ライブラリ(グリッド)」で切り替えられます(設定のメイン画面から変更可能)。
  • 更新 — 一覧を下に引っ張る(プルリフレッシュ)か、画面上部のリロードボタンで再読み込みできます。
08 — Manage

登録フォルダの編集・一括操作#

登録フォルダ画面では、ライブラリやお気に入りと同様に編集(ペン)ボタンで選択モードにできます。

  • 編集ボタン — 画面上部のペンアイコンをタップすると、一覧が選択モードになり、各行にチェックボックスが表示されます。
  • 選択 — 行をタップするかチェックボックスで、複数フォルダを選択できます。
  • 行のメニュー — そのフォルダだけのメニュー(ロック・ロック解除・削除)を開けます。
  • 一括メニュー — 画面上部の一括メニューから、全て選択・全て解除・まとめて削除・まとめてロック・まとめてロック解除ができます。
  • 編集を終える — ×ボタンで選択モードを終了し、選択も解除されます。
09 — Playlist

プレイリスト#

複数の動画をまとめて連続再生するための機能です。手動でキューに並べ替えたり、再生後の挙動(次の動画へ自動で進む/一時停止など)を設定できます。

  • プレイリストの作成 — 「プレイリスト」タブの「+」で新規作成し、名称を決めます。
  • 動画の追加 — ライブラリ・お気に入り・履歴から動画を長押しして「プレイリストに追加」を選びます。
  • 並び替え/削除 — プレイリストを開き、編集モードで並び替え・削除ができます。
  • 連続再生 — プレイリストから再生を始めると、リスト順に次の動画へ自動で進みます。
10 — Player

再生操作と設定#

基本操作

  • タップ — 画面をタップすると、コントロールバーが表示/非表示になります。
  • シークバー — バーをドラッグまたはタップして再生位置を移動します。
  • 再生/一時停止 — 中央のボタンで切り替え。
  • スキップ — 画面の左右ダブルタップで前後へスキップ(秒数は設定で変更可能)。
  • 縦横回転 — コントロールから手動で切り替え可能。
  • 音量・明るさ — 画面の左右端を縦スワイプで調整(設定で無効化可能)。

再生関連の設定項目

設定タブの「再生」では、次のような項目を調整できます。

  • シーク移動後に自動再生 — ON でシークバー移動後に自動で再生を再開。OFF なら一時停止状態を維持します。
  • 続きから再生 — 前回再生を途中で止めた動画を次回自動で続きから再生します。
  • 次の動画へ進む — プレイリストやフォルダ内の順番で次の動画へ自動で進みます。
  • 初期音量 — 起動直後や動画切り替え時の音量を固定値にするかどうか。
11 — Thumbnails

サムネイルキャッシュ#

設定の「メイン画面」で「サムネイルを保存する」を ON にすると、ライブラリ・お気に入り・履歴・プレイリストのサムネイルを端末に保存します。表示が速くなる反面、ストレージ容量を使います。

「サムネイルキャッシュを削除」を実行すると、保存済みのサムネイルをまとめて削除できます。

12 — Security

ロックとセーフティモード#

フォルダをロックすると、開くときに PIN の入力が必要になります。設定で PIN を設定してください。生体認証(指紋・顔)でロック解除することもできます。設定のセキュリティで有効にしてください。

セーフティモードで非表示になるもの

セーフティモードを有効にすると、「ロック状態」の間は次のように表示が変わります。

  • ライブラリ・お気に入り・登録フォルダの各一覧で、ロックしたフォルダが表示されません。他人の目に触れにくくできます。
  • 履歴タブもロック中は非表示になり、タブバーから選べなくなります。
  • ロックしたライブラリの中や、ロックしたお気に入りのスタックを開いていた場合は、自動で登録フォルダのルートなどに戻ります。

バックグラウンドでの挙動

  • アプリをバックグラウンドにしたとき(別アプリに切り替え・ホームに戻る等)や、画面オフ(スリープ)になると、自動で「ロック状態」になります。
  • バックグラウンドに移る直前に、画面を黒いオーバーレイで覆うため、マルチタスク(最近使ったアプリ)のスクリーンショットには内容が写りません。
  • 再度アプリを開くと、まず黒い画面から PIN 入力(または生体認証)画面に切り替わり、正しく解除するまでロックしたフォルダは一覧に表示されず、履歴タブも出ません。
  • セーフティモードを ON にした直後や、アプリ起動時(セーフティモード ON の場合)も、最初からロック状態で始まります。
13 — PIN

PIN について#

  • PIN の設定・変更・削除は、設定の「セキュリティ」で行います。
  • PIN の削除は、生体認証(指紋・顔)で本人確認してから削除できます。設定で生体認証を有効にしていれば、削除時に生体認証ボタンが表示されます。
  • PIN を忘れた場合は、端末の「アプリ情報」から本アプリのデータを削除する必要があります。その際、登録フォルダの一覧や履歴も消えますので、再度フォルダを登録し直してください。
14 — TV

Android TV / Fire TV#

Vivid はリモコン操作に最適化された TV レイアウトにも対応しています。

  • 方向キーで本棚・ライブラリ・設定の各項目にフォーカスを動かし、決定ボタンで開きます。
  • 大画面向けにフォントサイズやカード寸法が自動で調整されます。
  • 横画面固定で起動し、ウェルカム画面も横向きレイアウトになります。
  • 一部の機能(端末内フォルダの Storage Access Framework による選択など)は、利用できる環境が限定される場合があります。