はじめに#
Vivid は、動画を「ライブラリ」にまとめて管理・再生できる Android 動画カタログ/プレイヤーアプリです。ファイルの置き場所は次の 2 通りに対応しています。
- 端末内のフォルダ — スマートフォンやタブレット本体に保存したフォルダを、そのままライブラリに登録して再生できます。
- 共有(SMB) — 同じ Wi‑Fi につながった PC や NAS 上のフォルダに、SMB(Windows の共有フォルダなど)で接続し、ライブラリに登録して再生できます。家のネットワークに置いた動画を、端末にコピーせずにそのままストリーミング再生できます。
フォルダを登録すれば、その中にある動画ファイルを一覧し、タップするだけで再生できます。
対応するのは動画ファイルのみで、画像やコミック・文書形式は扱いません。漫画や PDF を「本棚」として整理したい場合は、姉妹アプリ Versa をご利用ください。
使い方の流れ#
端末内のフォルダだけ使う場合
共有(SMB)のフォルダも使う場合
画面構成(タブ)#
対応している形式#
Vivid は動画ファイルのみを対象にしたカタログ/プレイヤーアプリです。フォルダ内の画像・アーカイブ・文書などはライブラリ一覧に表示されません。
再生できる動画形式は、Android 本体と内蔵プレイヤーが対応する組み合わせに依存します。端末や OS バージョン、コーデックによっては再生できない、または音声のみ/映像のみになる場合があります。
- 一般的なコンテナ(MP4 / MKV / MOV / WebM 等)と H.264 / H.265(HEVC)/ VP9 / AV1 などに対応(端末のデコーダ依存)。
- 再生できない場合は、端末標準の動画プレイヤーや、対応するコーデックが入った外部プレイヤーの利用をご検討ください。
フォルダの登録方法#
ローカル(端末内)
SMB(ネットワーク)
SMB 接続のしかた(共有タブ)#
SMB 検索
「SMB検索」を使うと、同じネットワーク内の SMB 対応機器(PC や NAS)を自動で探します。一覧に表示されたホストをタップして接続できます。見つからないときは「リロード」で再検索してください。
ライブラリでの操作#
- 長押し — フォルダや動画を長押しすると、メニューが表示されます。お気に入り追加・削除・移動先の選択などができます。
- 編集モード — 画面上部の編集ボタンから、複数選択してまとめて移動・コピー・削除などができます。
- 表示形式 — ライブラリの表示を「リスト」と「ライブラリ(グリッド)」で切り替えられます(設定のメイン画面から変更可能)。
- 更新 — 一覧を下に引っ張る(プルリフレッシュ)か、画面上部のリロードボタンで再読み込みできます。
登録フォルダの編集・一括操作#
登録フォルダ画面では、ライブラリやお気に入りと同様に編集(ペン)ボタンで選択モードにできます。
- 編集ボタン — 画面上部のペンアイコンをタップすると、一覧が選択モードになり、各行にチェックボックスが表示されます。
- 選択 — 行をタップするかチェックボックスで、複数フォルダを選択できます。
- 行のメニュー — そのフォルダだけのメニュー(ロック・ロック解除・削除)を開けます。
- 一括メニュー — 画面上部の一括メニューから、全て選択・全て解除・まとめて削除・まとめてロック・まとめてロック解除ができます。
- 編集を終える — ×ボタンで選択モードを終了し、選択も解除されます。
プレイリスト#
複数の動画をまとめて連続再生するための機能です。手動でキューに並べ替えたり、再生後の挙動(次の動画へ自動で進む/一時停止など)を設定できます。
- プレイリストの作成 — 「プレイリスト」タブの「+」で新規作成し、名称を決めます。
- 動画の追加 — ライブラリ・お気に入り・履歴から動画を長押しして「プレイリストに追加」を選びます。
- 並び替え/削除 — プレイリストを開き、編集モードで並び替え・削除ができます。
- 連続再生 — プレイリストから再生を始めると、リスト順に次の動画へ自動で進みます。
再生操作と設定#
基本操作
- タップ — 画面をタップすると、コントロールバーが表示/非表示になります。
- シークバー — バーをドラッグまたはタップして再生位置を移動します。
- 再生/一時停止 — 中央のボタンで切り替え。
- スキップ — 画面の左右ダブルタップで前後へスキップ(秒数は設定で変更可能)。
- 縦横回転 — コントロールから手動で切り替え可能。
- 音量・明るさ — 画面の左右端を縦スワイプで調整(設定で無効化可能)。
再生関連の設定項目
設定タブの「再生」では、次のような項目を調整できます。
- シーク移動後に自動再生 — ON でシークバー移動後に自動で再生を再開。OFF なら一時停止状態を維持します。
- 続きから再生 — 前回再生を途中で止めた動画を次回自動で続きから再生します。
- 次の動画へ進む — プレイリストやフォルダ内の順番で次の動画へ自動で進みます。
- 初期音量 — 起動直後や動画切り替え時の音量を固定値にするかどうか。
サムネイルキャッシュ#
設定の「メイン画面」で「サムネイルを保存する」を ON にすると、ライブラリ・お気に入り・履歴・プレイリストのサムネイルを端末に保存します。表示が速くなる反面、ストレージ容量を使います。
「サムネイルキャッシュを削除」を実行すると、保存済みのサムネイルをまとめて削除できます。
ロックとセーフティモード#
フォルダをロックすると、開くときに PIN の入力が必要になります。設定で PIN を設定してください。生体認証(指紋・顔)でロック解除することもできます。設定のセキュリティで有効にしてください。
セーフティモードで非表示になるもの
セーフティモードを有効にすると、「ロック状態」の間は次のように表示が変わります。
- ライブラリ・お気に入り・登録フォルダの各一覧で、ロックしたフォルダが表示されません。他人の目に触れにくくできます。
- 履歴タブもロック中は非表示になり、タブバーから選べなくなります。
- ロックしたライブラリの中や、ロックしたお気に入りのスタックを開いていた場合は、自動で登録フォルダのルートなどに戻ります。
バックグラウンドでの挙動
- アプリをバックグラウンドにしたとき(別アプリに切り替え・ホームに戻る等)や、画面オフ(スリープ)になると、自動で「ロック状態」になります。
- バックグラウンドに移る直前に、画面を黒いオーバーレイで覆うため、マルチタスク(最近使ったアプリ)のスクリーンショットには内容が写りません。
- 再度アプリを開くと、まず黒い画面から PIN 入力(または生体認証)画面に切り替わり、正しく解除するまでロックしたフォルダは一覧に表示されず、履歴タブも出ません。
- セーフティモードを ON にした直後や、アプリ起動時(セーフティモード ON の場合)も、最初からロック状態で始まります。
PIN について#
- PIN の設定・変更・削除は、設定の「セキュリティ」で行います。
- PIN の削除は、生体認証(指紋・顔)で本人確認してから削除できます。設定で生体認証を有効にしていれば、削除時に生体認証ボタンが表示されます。
- PIN を忘れた場合は、端末の「アプリ情報」から本アプリのデータを削除する必要があります。その際、登録フォルダの一覧や履歴も消えますので、再度フォルダを登録し直してください。
Android TV / Fire TV#
Vivid はリモコン操作に最適化された TV レイアウトにも対応しています。
- 方向キーで本棚・ライブラリ・設定の各項目にフォーカスを動かし、決定ボタンで開きます。
- 大画面向けにフォントサイズやカード寸法が自動で調整されます。
- 横画面固定で起動し、ウェルカム画面も横向きレイアウトになります。
- 一部の機能(端末内フォルダの Storage Access Framework による選択など)は、利用できる環境が限定される場合があります。